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  1. 南房総市議会 2022-08-29
    令和4年第3回定例会(第1号) 本文 2022-08-29


    取得元: 南房総市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-05-18
    1:     ◎開会宣言 ◯川上清議長 ただいまの出席議員数は18人です。  令和4年南房総市議会第3回定例会を開会いたします。                                         (午前10時00分)    ──────────────────────────────────────────     ◎開議の宣告 2: ◯川上清議長 直ちに本日の会議を開きます。    ──────────────────────────────────────────     ◎議事日程の報告 3: ◯川上清議長 本日の議事日程は、お手元に配付のとおりです。    ──────────────────────────────────────────     ◎会議録署名議員の指名 4: ◯川上清議長 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。  今期定例会会議録署名議員は、会議規則第88条の規定により、神作紀史君及び山田一洋君を指名いたします。    ──────────────────────────────────────────     ◎会期の決定 5: ◯川上清議長 日程第2、会期の決定を議題といたします。  お諮りいたします。  今期定例会の会期は、会期日程(案)のとおり、8月29日から9月22日までの25日間と定めることに御異議ありませんか。                  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
    6: ◯川上清議長 御異議ないものと認めます。よって、今期定例会の会期は8月29日から9月22日までの25日間と決定いたしました。    ──────────────────────────────────────────     ◎諸般の報告 7: ◯川上清議長 日程第3、諸般の報告をいたします。  初めに、市長から提出のありました議案等は、お手元に配付の議案等一覧のとおりです。  次に、今期定例会に係る請願、陳情等の提出期限までに陳情2件を受理し、議員全員協議会で資料を配付いたしました。  次に、監査委員から令和4年7月及び8月に実施されました例月出納検査結果の報告がありました。報告書は議会事務局で保管してございます。  次に、今期定例会に説明員として出席要求を行い、出席通知のありました者の職、氏名は、一覧表としてお手元に配付のとおりです。  以上をもちまして諸般の報告を終わります。    ──────────────────────────────────────────     ◎報告第6号~報告第9号の報告 8: ◯川上清議長 次に、日程第4、報告第6号、専決処分の報告について(損害賠償の額の決定及び和解)から、日程第7、報告第9号、放棄した債権の報告についてまで、市長から報告を求めます。  市長。 9: ◯市長 本日、ここに令和4年第3回市議会定例会を招集いたしましたところ、議員各位におかれましては御参集賜り、厚く御礼申し上げます。  今回提案いたします案件ですが、報告案件4件、条例議案2件、一般議案5件、予算議案3件、決算認定9件であります。  それでは、報告案件の概要について御説明申し上げます。  まず、報告第6号、専決処分の報告についてですが、3件の報告となります。  第1に、市道竹内14号線を走行中の安房郡市消防本部鋸南分署消防ポンプ車が、同市道が陥没したために消防ポンプ車下部が損傷したものに関する和解及び損害賠償額の決定で、損害賠償の額は37万4,341円であります。  第2に、南房総市岩糸2489番地1地先において、市職員が施設の敷地内を肩かけ式草刈り機草刈り作業を行っていた際、草刈り機が小石を飛ばし、駐車中の自動車左側前方ガラスに当たり、当該自動車が損傷したものに関する和解及び損害賠償額の決定で、損害賠償の額は6万4,900円であります。  第3に、南房総市千倉町南朝夷1400番地地先において、市職員及び千倉子ども園児童保護者が施設敷地内を肩かけ式草刈り機草刈り作業を行っていた際、草刈り機が小石を飛ばし、駐車中の自動車に当たり、当該自動車が損傷したものに関する和解及び損害賠償額の決定で、損害賠償の額は9万2,820円であります。  いずれも地方自治法に基づき専決処分をいたしましたので、議会に報告するものであります。  報告第7号、令和3年度南房総市一般会計継続費精算報告書の報告についてですが、継続費を設定し実施しておりました三芳小学校校舎改修工事及び三芳中学校校舎改修工事の2事業につきまして、継続年度が終了しましたので、精算報告するものであります。  次に、報告第8号、令和3年度地方公共団体の財政の健全化に関する法律に基づく健全化判断比率及び資金不足比率の報告についてですが、法律の規定により実質赤字比率連結実質赤字比率実質公債費比率、将来負担比率及び公営企業会計資金不足比率につきまして、監査委員の意見をつけて報告するものであります。当市におきましては、いずれの指標も早期健全化基準経営健全化基準を下回っている状況であります。  次に、報告第9号、放棄した債権の報告についてですが、南房総市債権管理条例に基づき、放棄した債権について、議会に報告するものであります。今回放棄した案件は、生活保護法第63条による返還金、生活保護費過年度分返還金学校給食費及び奨学資金で、件数は66件、金額は121万2,889円であります。  以上でございます。    ──────────────────────────────────────────     ◎監査委員の審査意見について 10: ◯川上清議長 ここで、報告第8号に係る令和3年度南房総市健全化判断比率等審査意見書について、福原代表監査委員から報告を求めます。  福原代表監査委員。 11: ◯代表監査委員 監査委員を代表しまして、地方公共団体の財政の健全化に関する法律に基づき審査に付された令和3年度決算における南房総市健全化判断比率及び資金不足比率の審査結果について報告いたします。  審査の結果、財政の健全化判断比率、公営企業における資金不足比率、いずれの指標も基準を下回っており、本市の財政状況は健全な状態であると認められます。引き続き持続可能な財政基盤の構築に努め、一層の財政健全化及び経営健全化が推進されることを望むものであります。  なお、この審査の結果に関する報告につきましては、川崎愼一委員と合議により決定したことを申し添えさせていただきます。  詳しくは、お手元に配付しました令和3年度南房総市健全化判断比率等審査意見書のとおりであります。  以上で報告を終わります。よろしくお願いいたします。 12: ◯川上清議長 以上で報告を終わります。    ──────────────────────────────────────────     ◎議案第34号~認定第9号の上程説明・補足説明 13: ◯川上清議長 日程第8、議案第34号、南房総市表彰条例の一部を改正する条例の制定についてから、日程第26、認定第9号、令和3年度南房総市水道事業会計決算の認定についてまでを一括議題とし、市長に提案理由の説明を求めます。  市長。 14: ◯市長 それでは、各案件の概要について御説明申し上げます。  まず、議案第34号、南房総市表彰条例の一部を改正する条例の制定についてですが、表彰対象者の見直し及び産業や社会福祉等の市の公益及び振興発展に尽力した者の在職年数を明文化するとともに、複数の職にある方の在職年数の通算を拡充し、所要の改正を行おうとするものであります。  次に、議案第35号、南房総市職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例の制定についてですが、非常勤職員である国家公務員の育児休業の取得要件の緩和等に係る事項について、令和4年10月1日に施行予定とされているところであり、これに合わせ、当市の会計年度任用職員育児休業等の取得要件を緩和すること等の改定をしようとするものであります。  次に、議案第36号、契約の締結についてですが、南房総市丸山分庁舎及び丸山公民館規模改修工事電気設備工事)に係る一般競争入札の結果、株式会社間宮電気工業が落札しましたので、同社と2億4,090万円をもって工事請負契約を締結しようとするものであります。  次に、議案第37号の契約の締結についてですが、南房総市丸山分庁舎及び丸山公民館規模改修工事機械設備工事)に係る一般競争入札の結果、有限会社青木酸素商店が落札しましたので、同社と1億8,315万円をもって工事請負契約を締結しようとするものであります。  次に、議案第38号の契約の変更についてですが、令和3年市議会第3回定例会において議決を経て締結いたしました南房総市立千倉中学校校舎改修工事(建築工事)について、契約額が3億6,674万円であったものを、1,205万6,000円増額いたしまして3億7,879万6,000円に変更しようとするものであります。  次に、議案第39号、南房総市水道事業会計処分利益剰余金の処分についてですが、令和3年度未処分利益剰余金2億5,300万1,887円を自己資本金に処分することについて、議会の議決を求めるものであります。  次に、議案第40号、千葉県市町村総合事務組合を組織する地方公共団体の数の増加及び千葉県市町村総合事務組合規約の一部を改正する規約の制定に関する協議についてですが、四市複合事務組合の加入に伴う規約の一部を改正することについて、地方自治法に基づき関係地方公共団体と協議するに当たり、議会の議決を求めるものであります。  次に、議案第41号、令和4年度南房総市一般会計補正予算(第4号)ですが、歳入歳出予算の補正、債務負担行為及び地方債の補正であります。歳入歳出予算の補正は、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ2億975万1,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ265億9,867万円とするものであります。  主な内容ですが、新型コロナウイルス感染症対策といたしまして、子育て世帯生活支援特別給付金民間保育所等へのコロナ対策補助金木質バイオマス暖房機まき購入補助金を追加補正するほか、第3子以降の学校給食費無償化を実施します。  また、7月19日の大雨により被害を受けた林道及び市道の災害復旧費定住自立圏共生ビジョンに基づく負担金、市道の維持、改良工事などの追加のほか、原油価格の高騰等による電気料金の高騰に伴う光熱水費の追加、職員の早期退職、人事異動に伴う人件費の減額補正が主なものであります。  次に、議案第42号、令和4年度南房総市介護保険特別会計補正予算(第1号)ですが、歳入歳出予算の補正といたしまして、既定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ2億1,399万5,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ61億7,176万8,000円とするものであります。  主な内容ですが、令和3年度の実績に伴う国・県等への返還金、介護給付費準備基金積立金の追加などであります。  次に、議案第43号、令和4年度南房総市国保病院事業会計補正予算(第1号)についてですが、第3条予算、収益的支出ですが、新型コロナウイルス感染症に対応した医薬品購入のための薬品費の増及び施設の修繕費の増により1,000万円を増額し、6億8,033万1,000円にしようとするものであります。  第4条予算、資本的収入及び支出ですが、収入は施設整備のための企業債を2,500万円増額し、4,000万円にしようとするものであります。支出ですが、建設改良費を空調設備や吸引ポンプ及び医療機器の更新で3,455万1,000円増額し、8,955万1,000円にしようとするものであります。  次に、認定第1号から認定第9号までは、令和3年度の各会計別の歳入歳出決算につきまして、地方自治法第233条第3項及び地方公営企業法第30条第4項の規定により、監査委員の意見をつけて議会の認定に付すものであります。  まず、認定第1号、令和3年度南房総市一般会計歳入歳出決算の認定についてですが、令和3年度は、令和2年度に引き続き房総半島台風等の災害からの復旧・復興支援事業や、いまだ収束する兆しが見えない新型コロナウイルス感染症の影響により困窮する世帯の生活支援や市内中小企業の経済支援、感染拡大防止対策などを実施したほか、社会資本の整備といたしまして、三芳小学校三芳中学校及び千倉中学校校舎改修工事外房地区学校給食共同調理場建設工事や富楽里とみやま大規模改修工事などを実施し、ソフト面では、今後の人口減少社会を見据え、移住・定着を促進するため、移住・定住推進事業、子育て・教育支援事業、各種就業・起業補助、住宅取得奨励事業などに取り組んだほか、将来の財政負担に備え、公共施設等再編整備基金への積立てを実施したところであります。  令和3年度の一般会計の決算額については、歳入278億2,554万6,068円、歳出264億4,988万9,423円、歳入歳出差引額は13億7,565万6,645円となりました。翌年度に繰り越すべき財源を控除した実質収支は11億1,305万9円であります。  次に、認定第2号、令和3年度南房総市国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定についてですが、歳入総額55億3,730万2,917円、歳出総額53億472万9,820円で、歳入歳出差引額2億3,257万3,097円が令和4年度への繰越しとなりました。国民健康保険の被保険者数は、令和3年度年間平均で1万749人でありました。  また、保険給付費の総額は39億5,248万7,199円であり、昨年度と比べ1,638万4,701円、率にして約0.4%の増でありました。  次に、認定第3号、令和3年度南房総市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定についてですが、歳入総額6億8,031万2,083円、歳出総額6億7,821万7,483円で、歳入歳出差引額209万4,600円が令和4年度への繰越しとなりました。後期高齢者医療保険料が主なものであり、その収入済額は4億9,846万9,900円でありました。  次に、認定第4号、令和3年度南房総市介護保険特別会計歳入歳出決算の認定についてですが、歳入総額は58億7,021万3,656円、歳出総額は56億4,981万1,833円で、歳入歳出差引額2億2,040万1,823円が令和4年度への繰越しとなりました。介護保険の要介護及び要支援認定者数は令和3年度末現在で3,374人であり、その内訳は、第1号被保険者が3,325人、第2号被保険者が49人でありました。また、保険給付費の総額は51億6,087万8,152円であり、前年度と比べ6,809万1,490円、率にして約1.3%の減でありました。  次に、認定第5号、令和3年度南房総市滝田財産区特別会計歳入歳出決算の認定についてですが、歳入80万8,454円、歳出18万3,600円であり、歳入歳出差引額62万4,854円が令和4年度への繰越しとなりました。  次に、認定第6号、令和3年度南房総市北三原財産区特別会計歳入歳出決算の認定についてですが、歳入1,251円、歳出についてはなく、全額を令和4年度に繰り越しました。  次に、認定第7号、令和3年度南房総市南三原財産区特別会計歳入歳出決算の認定についてですが、歳入8,792円、歳出についてはなく、全額を令和4年度に繰り越しました。  次に、認定第8号、令和3年度南房総市国保病院事業会計決算の認定についてですが、利用状況として、入院患者延べ数は3,918人、外来患者延べ数は1万2,974人でありました。新型コロナウイルス感染症の影響もあり、入院は減少しましたが、外来は新型コロナワクチン接種もあり、僅かに増加しました。  また、経営面におきます収益収支の状況ですが、事業収益は消費税及び地方消費税に係る分を除き12億2,395万5,133円で、事業費用は6億1,736万2,643円であり、差引き6億659万2,490円の当年度純利益がありました。医業収支では赤字でしたが、国・県からの新型コロナウイルス感染症に対応したことによる補助金、支援金が多かったため、大幅な黒字となりました。なお、経営基盤安定のため、他会計から9,341万8,000円の補助金を受け入れました。  次に、認定第9号、令和3年度南房総市水道事業会計決算の認定についてですが、まず収益的収支でありますが、消費税及び地方消費税に係る分を除きました事業収益は、前年度と比べて19.6%増の18億2,880万3,013円でありました。一方、これに対します事業費用は、前年度と比べ14.0%減の14億2,548万4,009円であり、差引き4億331万9,004円の黒字計上となりました。  また、資本的収支の状況ですが、収入は企業債、国庫補助金、負担金で1億2,847万7,100円、支出は建設改良費企業債償還金で5億4,471万8,358円でありました。  以上、各案件に対する提案理由について御説明申し上げました。よろしく御審議をお願いいたします。 15: ◯川上清議長 以上で提案理由の説明を終わります。  次に、各議案の補足説明を求めます。  議案第34号から議案第38号の補足説明を求めます。  総務部長。 16: ◯総務部長 それでは、議案第34号、南房総市表彰条例の一部を改正する条例の制定について補足説明いたします。  肩ナンバー7、新旧対照表を御覧ください。第3条第1項で規定している表彰対象者について、地方教育行政の組織及び運営に関する法律の一部改正により、教育委員会委員の中から任命されていた教育長が、市長、副市長と同じく地方自治法第204条に規定する常勤の特別職として位置づけられたため、第3条第1項第3号において規定する表彰対象者に、副市長と同列で教育長を加えるものでございます。  また、第3条第2項の規定により、同条第1項第1号から第4号に掲げる職のうち複数の職に在職した者は、在職年数を通算することができることとなっておりますが、南房総市特別職の職員で非常勤の者の報酬及び費用弁償に関する条例の一部改正により、行政連絡員交通指導員等の一部の職が非常勤特別職から除かれ、第3条第1項第1号に規定する表彰対象者から同項第5号に規定する表彰対象者に変更になり、他の職と通算できなくなったため、表彰対象者に不利益とならないよう、第3条第1項第5号、同条第2項及び第4条第3項を改正することにより、第3条第1項第5号対象者を他の職と通算できるよう規定しようとするものでございます。  肩ナンバー6、附則を御覧ください。この条例の施行期日を公布の日とするものでございます。  次に、議案第35号、南房総市職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例の制定について御説明いたします。  非常勤職員である国家公務員の育児休業の取得要件の緩和等に関する事項について、令和4年10月1日に施行予定とされているところであり、これに合わせ、当市の会計年度任用職員の育児休業の取得要件を緩和すること等の改定をしようとするものでございます。  肩ナンバー9、新旧対照表を御覧ください。第2条は、非常勤職員が子の出産後8週間以内に育児休業を取得しようとする要件について、現行では子が1歳6か月に達する日以降も在職予定としていたものを、出生日から8週間と6か月を経過する日以降も在職予定に改正し、取得要件を緩和しようとするものでございます。  2ページを御覧ください。第2条の3は、非常勤職員の育児休業の対象期間の上限を子が1歳6か月到達日とする要件について、夫婦交代して取得ができる等の柔軟な取得を可能とするために規定しようとするものでございます。  4ページを御覧ください。第2条の4、非常勤職員の育児休業の対象期間の上限を子が2歳に達する日とする要件について定めておりますが、第2条の3と同様に、柔軟な取得を可能とするために規定しようとするものでございます。  5ページを御覧ください。第3条は、任期付職員が任期の更新または引き続いての採用に伴い、再度の育児休業を取得することを新たに規定しようとするものでございます。  第3条の2は、人事院規則で定める子の出生後に取得できる育児休業の基準となる期間を新たに規定しようとするものでございます。  第10条は、育児短時間勤務を請求する際に提出する様式の変更を規定しようとするものでございます。  肩ナンバー8、3ページ、附則を御覧ください。この条例の施行期日を令和4年10月1日の施行とするものでございます。  次に、議案第36号、南房総市丸山分庁舎及び丸山公民館規模改修工事電気設備工事)請負契約の締結について補足説明いたします。  肩ナンバー10を御覧ください。工事概要につきましては、昭和50年に建設された丸山分庁舎及び丸山公民館について、災害時における防災拠点施設として、耐震性の確保及び経年劣化に対する延命化のための改修を目的とし、受電設備、動力設備、電灯設備、情報通信網設備等の改修を実施するものです。  契約に至る経緯といたしましては、8月5日に制限付き一般競争入札により入札執行したところ、株式会社間宮電気工業が落札しましたので、同社と2億4,090万円をもって、8月10日に工事請負の仮契約の締結を行いました。このことから、本工事の契約を締結するに当たり、議会の議決を求めるものでございます。  次に、議案第37号、南房総市丸山分庁舎及び丸山公民館規模改修工事機械設備工事)請負契約の締結について補足説明いたします。  肩ナンバー11を御覧ください。工事概要につきましては、議案第36号同様、丸山分庁舎及び丸山公民館について、施設の耐震性の確保及び延命化を目的とし、空調設備、衛生器具設備給排水設備、浄化槽等の改修等を実施するものです。  契約に至る経緯につきましては、8月1日に制限付き一般競争入札により入札執行したところ、有限会社青木酸素商店が落札いたしましたので、同社と1億8,315万円をもって、8月10日に工事請負の仮契約の締結を行いました。このことから、本工事の契約を締結するに当たり、議会の議決を求めるものでございます。  次に、議案第38号、契約の変更について補足説明いたします。  肩ナンバー12を御覧ください。南房総市立千倉中学校校舎改修工事(建築工事)は、令和3年7月9日に入札、9月22日の定例会で議会の議決を経て本契約いたしました。  今回の変更の主な内容といたしましては、防火扉の改修において、当初、扉のちょうつがいの調整により不具合の改善を計画していたところ、ちょうつがいが劣化しており、調整が利かないことが判明し、交換の必要性が生じたこと、また、外壁の改修工事において、コンクリートのひび割れや浮きが当初見込んでいた箇所よりも多かったことにより、契約額を増額する変更を行うものです。契約額を、3億6,674万円であったものを1,205万6,000円増額し、変更後の契約額が3億7,879万6,000円となります。契約額を変更することについて、南房総市議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第2号の規定により、議会の議決を求めるものであります。  以上で補足説明を終わります。よろしくお願いいたします。 17: ◯川上清議長 次に、議案第39号の補足説明を求めます。  水道局長。 18: ◯水道局長 それでは、議案第39号、南房総市水道事業会計処分利益剰余金の処分について補足説明いたします。  資料は肩ナンバー13になります。未処分利益剰余金2億5,300万1,887円を自己資本金へ組み入れようとするため、議会の議決を求めるものです。これによりまして、未処分利益剰余金の残額はゼロ円となります。
     以上で補足説明を終わります。よろしくお願いいたします。 19: ◯川上清議長 次に、議案第40号及び議案第41号の補足説明を求めます。  総務部長。 20: ◯総務部長 それでは、議案第40号、千葉県市町村総合事務組合を組織する地方公共団体の数の増加及び千葉県市町村総合事務組合規約の一部を改正する規約の制定に関する協議について補足説明いたします。  千葉県市町村総合事務組合の組織団体以外であります四市複合事務組合が令和5年4月1日から加入することに伴い、規約を改正するものでございます。  肩ナンバー15、新旧対照表を御覧ください。別表第1は組合の組織団体の規定、別表第2は共同処理する事務、共同処理する団体を規定しておりますが、今回の改正においては、四市複合事務組合を追加するものであります。  肩ナンバー14を御覧ください。2ページの附則でございますが、規約の施行日は令和5年4月1日でございます。  以上で補足説明を終わります。  次に、議案第41号、令和4年度南房総市一般会計補正予算(第4号)について補足説明申し上げます。資料は肩ナンバー16と17になります。  肩ナンバー16、予算書の1ページを御覧ください。今回の補正予算は、歳入歳出予算の補正、債務負担行為の補正及び地方債の補正であり、補正額等につきましては、市長の説明のとおりです。  初めに歳出予算から御説明申し上げます。各款項目にわたりまして、2節給料、3節職員手当等、4節共済費の人件費は、職員の人事異動や早期退職等に伴いまして調整した補正であり、また、10節の需用費のうち光熱水費の追加補正については、原油価格の高騰等による電気料金の不足額を追加するものであり、各項目での説明は省略させていただきます。なお、職員人件費等に関する補正額の合計は5,843万2,000円の減、光熱水費の補正額は全体で1億3,384万1,000円の増となっております。  それでは、予算書の22、23ページをお願いします。2款1項2目文書広報費の情報発信事業50万円の追加は、観光や移住・定住など市の魅力情報発信のため、動画作成用機材を購入するものであります。  5目財産管理費の庁舎管理費1,356万3,000円の追加は、光熱水費を追加補正するほか、老朽化している三芳分庁舎の電話交換設備を更新するものであります。  24、25ページを御覧ください。8目電子計算費の情報ネットワークシステム運営事業581万4,000円の追加は、定住自立圏共生ビジョンに基づく費用を追加するほか、サーバー室空調設備の故障に伴う改修工事を行うものであります。  9目自治振興費、富山平群コミュニティセンター管理運営事業111万6,000円の追加は、光熱水費を追加補正するほか、次の26、27ページにまたがりまして、特定建築物の定期調査により指摘のあった非常照明等の交換工事を行うものであります。  次に、上から5つ目の富山岩井コミュニティセンター管理運営事業407万7,000円の追加は、同じく光熱水費の追加補正、特定建築物の定期調査により指摘のあった屋上防水の修繕工事、非常照明等の交換工事を行うものであります。  28、29ページを御覧ください。2項2目賦課徴収費1,758万8,000円の追加は、固定資産税について、経年減点補正率の適用に誤りがあり、過誤納金を返還するための経費を追加補正するもの及び地方税共通システムの対象税目を拡大するため、システム準備経費を追加補正するものであります。  34、35ページを御覧ください。3款1項3目障害者福祉費の在宅障害者等実態調査事業5万3,000円の追加は、令和4年生活のしづらさなどに関する調査の実施に伴い、調査に係る経費を追加するものであります。  36、37ページを御覧ください。4目老人福祉費の介護人材確保対策事業1万2,000円の追加は、定住自立圏共生ビジョンに基づく負担金を追加するものであります。  5目介護保険費の介護保険特別会計繰出金36万1,000円の追加は、令和3年度分低所得者保険料軽減強化負担金の精算及び令和4年度介護保険特別会計補正に伴う繰出金を追加補正するものであります。  2項1目児童福祉総務費の一番下、子育て世帯生活支援特別給付金給付事業(ひとり親以外世帯分)300万円の追加は、令和4年7月時点の給付実績から予算の不足が見込まれるため、追加補正をするものであります。  38、39ページを御覧ください。3目児童福祉施設費の保育所運営一般事業160万円の追加及び2つ下の放課後児童健全育成事業80万円の追加は、新型コロナウイルス感染症対策として民間保育所などが取り組む感染防止対策に対し、補助をするものであります。  42、43ページを御覧ください。4款1項2目予防費の母子保健事業113万7,000円の追加は、産後ケア事業の利用者増加に伴い、不足額を追加補正するものであります。  44、45ページを御覧ください。2項1目清掃総務費のし尿処理施設建設事業は、財源補正であります。国庫補助金の内示により、充当率の高い防災・減災・国土強靭化緊急対策事業債を活用することが可能となったため、市債を増額し、その分、基金繰入金を減額するものであります。  48、49ページを御覧ください。5款1項1目農業委員会費の農業委員会一般事務費131万8,000円の追加は、農業委員会が現場で収集した農地情報等を共有する体制整備として、タブレット端末を追加購入するほか、運用、維持管理に係る経費を追加補正するものであります。  3目農業振興費の中山間地域等直接支払制度事業36万5,000円の追加は、新規に1集落が協定締結したこと及び既存集落協定の面積増加に伴う予算不足額を追加補正するものであります。  一番下になりますが、資源循環推進事業230万円の追加は、次の50、51ページにまたがりまして、原油価格の高騰により、施設園芸用木質バイオマス暖房機及び燃料となるまきの需要が増加し、予算の不足が見込まれるため、追加補正をするものであります。  次に、上から2つ目の環境保全型農業直接支払対策事業35万円の追加は、新規の個人の取組の増加及び既存の取組の面積増加に伴う予算不足額を追加補正するものであります。  次に、農業災害対策資金利子補給事業61万3,000円の追加は、補助対象災害の算入漏れに伴う予算不足額を追加補正するものであります。  4目畜産費の育成牧場運営事業27万6,000円の追加は、東側パドックの排水不具合箇所を修繕するほか、安房郡市消防本部からの指摘により、新たに消火器を設置するものであります。  54、55ページを御覧ください。6款1項3目観光費の下から2つ目、観光振興事業743万円の追加は、定住自立圏共生ビジョンに基づく負担金及び温泉配湯用車両の購入に対する補助金を追加するものであります。  56、57ページを御覧ください。7款2項2目道路橋りょう費の道路維持事業1,200万円の追加は、市道丸山117号線の維持工事を追加するものであります。  3目道路新設改良費の道路新設改良事業2,600万円の追加は、市道豊岡2号線の道路改良工事を追加補正するものであります。  60、61ページを御覧ください。8款1項4目災害対策費237万1,000円の追加は、光熱水費を追加するほか、災害発生時の危険想定区域を市民が簡単に確認できるよう、ウェブ版のハザードマップを作成するものであります。  62、63ページを御覧ください。9款1項2目事務局費の一般事務費57万3,000円の追加は、奨学資金貸付基金の返還について、不納欠損処分をしたものを基金会計へ繰り出すものであります。  次の一般事務費7万円の追加は、富浦中学校が心のバリアフリー教育地域拠点校に指定されたことから、活動経費を補助するものであります。  次に、1つ飛ばしまして廃園・廃校施設管理事業495万円の追加は、旧平群小学校等跡地整備に係る基本設計を追加するものであります。  64、65ページを御覧ください。4目教育複合施設管理事業費の一番下、一般幼保一体施設管理事業74万8,000円の追加は、嶺南子ども園の植栽工事を追加するものです。クヌギやシイの木の植栽により里山の自然林を再現し、集まってくる動植物の観察や木の実を採取、制作するなどの活動を通じ、自然との共生や生きる力の教育に取り組むものであります。  70、71ページを御覧ください。6項2目体育施設費の一番下、千倉地区社会体育施設等整備事業143万3,000円の追加は、旧忽戸小学校跡地整備に当たり、測量及び登記業務を行うものです。  3目、学校給食センター等管理運営事業費の学校給食センター等管理運営事業1,003万円の追加は、光熱水費を追加補正するほか、小中学校に通う第3子以降の子の学校給食費の無償化を実施するものであります。対象となる第3子以降の子の考え方ですが、被扶養者のうち、年齢順に上から数えて3番目以降の子となります。また、無償化に当たり、財源補正を行っております。学校給食費の減額235万5,000円、これに対し、半分の117万7,000円が県から補助金、残りの半分117万8,000円を一般財源で対応いたします。  74、75ページをお願いします。10款1項2目林業施設災害復旧費1,370万円の追加及び2項1目道路橋りょう災害復旧費1,849万1,000円の追加は、7月19日の大雨により被災した林道花園線及び市道三芳110号線の災害復旧工事などを追加するものでございます。  続きまして、歳入予算について御説明いたします。  戻りまして、12、13ページをお願いいたします。16款国庫支出金及び15ページまでの17款県支出金は、事業費の補正に伴うもの及び補助金申請状況等による補正で、説明欄記載のとおりです。  次に、16、17ページを御覧ください。20款繰入金は、事業費の補正に伴うもの及び財源補正に伴う繰入金を減額するものです。  21款繰越金ですが、歳入差引額の調整として1億5,568万2,000円を追加するものです。  18、19ページにまたがりまして、22款諸収入は、4款の雑入で昨年度分の国・県負担金の精算による追加交付及び第3子以降の子の学校給食費無償化に伴う学校給食費の減額です。  23款市債ですが、2目衛生債のし尿処理施設整備事業債3,610万円の追加は、一般廃棄物処理事業債から防災・減災・国土強靭化緊急対策事業債に変更したことによるものです。  7目土木債の道路改良事業債2,600万円の追加は、市道豊岡2号線道路改良工事の財源として追加するものです。  9目災害復旧債、現年発生災害復旧事業債(道路)260万円の追加及び(林道)590万円の追加は、市道三芳110号線及び林道花園線の災害復旧工事の財源として追加するものです。  戻りまして、6ページをお願いいたします。第2表、債務負担行為の補正ですが、令和5年度当初から委託を予定するペットボトル、瓶類の中間処理業務について、業務選定等に期間を要することから、債務負担行為を設定するものです。  次のスクールバス購入事業については、千倉中学校・白浜中学校の統合に伴うもので、納車までに時間を要することから、債務負担行為を設定するものです。期間、限度額についてはそれぞれ予算書記載のとおりです。  7ページをお願いいたします。第3表、地方債補正です。現年発生災害復旧事業債(道路)及び(林道)の追加、し尿処理施設整備事業債及び道路改良事業債を変更するもので、起債の方法、利率、償還の方法は、いずれも予算書記載のとおりです。  なお、肩ナンバー17で補正予算説明資料を添付しましたので、後ほど御覧いただきたいと思います。  以上で補足説明を終わります。よろしくお願いいたします。 21: ◯川上清議長 次に、議案第42号の補足説明を求めます。  保健福祉部長。 22: ◯保健福祉部長 それでは、議案第42号、令和4年度南房総市介護保険特別会計補正予算(第1号)について補足説明いたします。  肩ナンバー18を御用意ください。それでは、補正予算の内容につきまして、歳出から説明いたします。  11、12ページをお願いいたします。3款3項包括的支援事業・任意事業費は、包括的支援事業の共済組合負担金の増額分23万7,000円を追加するものです。  13、14ページをお願いします。4款1項基金積立金は、令和3年度の歳入歳出決算余剰金から国・県負担金等の精算に伴う追加交付、返還等を加減した8,238万8,000円を追加するものです。  続きまして、15、16ページをお願いします。5款1項償還金及び還付加算金は、令和3年度の介護給付費及び地域支援事業費の負担金等の精算に伴う国・県等の返還金で、1億3,137万円を計上するものです。  次に、歳入について説明いたします。  戻りまして、7ページ、8ページをお願いします。4款2項国庫補助金9万1,000円、6款2項県補助金4万6,000円と、9款1項一般会計繰入金の地域支援事業繰入金(介護予防・日常生活支援総合事業以外)4万6,000円は、包括的支援事業・任意事業費の国・県・市の負担分を追加するものです。  9ページ、10ページをお願いします。9款1項一般会計繰入金の低所得者保険料軽減繰入金は、令和3年度低所得者保険料軽減負担金精算に伴う一般会計の繰入金で、31万4,000円を追加するものです。  10款1項繰越金は、令和3年度歳入歳出決算余剰金2億1,349万8,000円を追加するものです。  以上で議案第42号の補足説明を終わります。よろしくお願いいたします。 23: ◯川上清議長 次に、議案第43号の補足説明を求めます。  富山国保病院事務長。 24: ◯富山国保病院事務長 議案第43号、令和4年度南房総市国保病院事業会計補正予算(第1号)について補足説明をさせていただきます。  肩番号19番の資料を御用意ください。3ページ、実施計画により説明させていただきます。  第3条予算、収益的支出ですが、薬品費の増は、新型コロナウイルス感染症患者に投与する抗ウイルス薬の使用が増加し、不足する額として500万円を、また、施設の修繕費として500万円を追加するものです。  第4条予算、資本的収支のうち支出ですが、病室等のエアコンの入替え40台、吸引ポンプ室の修繕、厨房に設置してある食器洗浄機の更新及びコンベクションオーブンの導入経費として3,455万1,000円を追加するものです。この支出に伴い、企業債を2,500万円追加しようとするものです。  4ページには、参考までにキャッシュフロー計算書を添付してございますので、後ほど御覧ください。  以上で議案第43号、令和4年度南房総市国保病院事業会計補正予算(第1号)の補足説明を終わります。よろしくお願いします。 25: ◯川上清議長 補足説明の途中ですが、暫時休憩いたします。再開は11時10分。                                         (午前11時00分)    ──────────────────────────────────────────                                         (午前11時10分) 26: ◯川上清議長 それでは、会議を再開いたします。  先ほど、議案第41号の補足説明の中で答弁漏れがありましたので、総務部長より説明を求めます。  総務部長。 27: ◯総務部長 先ほど、一般幼保一体施設管理事業74万8,000円の追加の中で、嶺南子ども園の植栽工事を追加するという御説明を申し上げましたが、三芳子ども園、富山子ども園も今回植栽工事を行いますので、修正させていただきます。よろしくお願いいたします。 28: ◯川上清議長 以上で説明を終わります。  次に、認定第1号の補足説明を求めます。  総務部長。 29: ◯総務部長 それでは、令和3年度南房総市決算の概要について補足説明申し上げます。  資料は肩ナンバー21、決算書と肩ナンバー22、決算に係る主要な施策の成果となります。  まず、肩ナンバー22、主要な施策の成果、6ページを御覧ください。各会計の歳入歳出決算の総括表です。  病院事業会計と水道事業会計を除く一般会計及び6つの特別会計を合わせた決算額合計は、歳入399億1,419万3,221円、歳出380億8,283万2,159円で、歳入歳出差引額から翌年度に繰り越すべき財源2億6,260万6,636円を差し引いた実質収支の合計は15億6,875万4,426円となりました。  一番上の行、一般会計の歳入決算額は278億2,554万6,068円、歳出決算額は264億4,988万9,423円で、歳入歳出差引額から翌年度に繰り越すべき財源を控除した実質収支は11億1,305万9円となりました。  以下、国民健康保険特別会計から南三原財産区特別会計までの決算額につきましては、記載のとおりです。  続きまして、主要な財政指標等について御説明いたします。  4ページをお願いいたします。まず、経常収支比率でございますが93%で、前年度から2.6ポイント悪化しております。分子となる扶助費や公債費などの経常的経費が増加したことによるものです。  次に、財政力指数は0.31です。実質公債費比率は8.8%で、前年度から0.7ポイント上昇しています。上昇の要因は、合併特例債償還費や過疎対策事業債償還費などが増加したことによるものです。将来負担比率は、引き続き実質的な将来負担はございません。  地方債現在高は、前年度から約9億8,000万円減の240億5,265万8,000円となりました。  5ページの基金保有額は、約3億3,700万円増の249億912万4,000円です。  今後の財政の見通しですが、少子高齢化による労働人口の減少に加え、新型コロナウイルス感染症の影響もあり、厳しい状況が続くものと予想されます。現時点では財政的に健全な状態にあり、将来に備えた貯金も十分保有している状況ですが、今後は急速に進行する少子高齢化、人口減少に的確に対応していかなければなりません。これまでも子育て世代の維持・増加をコンセプトとした教育環境・子育て環境の充実、起業誘致や起業家支援、移住・定住の促進などを実施してまいりましたが、最近ではテレワークなどの働く場所を選ばない働き方が社会的にも浸透していることから、今後の対策においては、地域の魅力を高め、この南房総市で暮らしてみたいと感じていただける施策の展開が重要となります。将来にわたり健全な財政を堅持し、安心安全な行政サービスを提供するためには、今後も子育て世代の維持・増加に向けた各種事業や、本市の最大の魅力である豊かな自然を最大限に生かす、自然との共生を基本とした事業展開による少子高齢化・人口減少対策を継続的、重点的に実施するとともに、効率的で簡素な行財政システムの構築や、公共施設等総合管理計画に基づく施設の再編整備を積極的に実施してまいります。  7ページをお願いいたします。一般会計の歳入歳出決算状況ですが、主なものを御説明申し上げます。  1款市税の収入済額は39億540万4,257円で、前年度比較では約7,000万円、1.8%の減となりました。主な減少要因は、固定資産税について、新型コロナウイルス感染症の影響による中小企業等が所有する償却資産及び事業用家屋に係る固定資産税の軽減措置などにより減少となったものです。  12款地方交付税は101億137万8,000円で、前年度比約5億1,200万円、5.3%の増となりました。内訳は、普通交付税が93億1,704万3,000円、特別交付税が7億8,433万5,000円であります。普通交付税は合併算定替の段階的縮減が終了し、合併算定替による加算もなくなりましたが、地域デジタル社会推進費や臨時経済対策費が創設されたことなどにより増となっております。特別交付税は前年度とほぼ同額となっております。
     16款国庫支出金は38億2,823万6,687円で、約30億2,900万円、44.2%の減となりました。ワクチン接種に係る負担金及び補助金、子育て世帯や住民税非課税世帯に対する給付金給付事業補助金などが増加となりましたが、令和2年度に実施した特別定額給付金給付事業に係る補助金の減少などにより、全体では大幅な減となっております。  17款県支出金は17億7,946万6,407円で、約9億7,400万円、35.4%の減となりました。主な減少要因は、房総半島台風等の被災に係る災害救助費負担金や被災住宅修繕緊急支援事業補助金、強い農業・担い手づくり総合支援交付金などが歳出事業費の減少に伴い減となったことによるものです。  20款繰入金は3億6,903万8,187円で、約6億1,300万円、62.4%の減となりました。主な減少要因は、財源調整のために予定していた財政調整基金及び減債基金の繰入れについて、収支見通しにより繰入れをしなかったことが挙げられます。  22款諸収入は5億7,919万3,809円で、前年度比約1億9,700万円、51.5%の増となりました。主な増加要因は、房総半島台風の被災に係る公有建物災害共済金約9,800万円の受入れ及び商工会で出資したビジネス創生支援事業費出資金1億円が返還されたことによるものです。  23款市債は27億8,420万円で、前年度比約12億9,700万円、31.8%の減となりました。主な減少要因は、房総半島台風被害に係る災害復旧事業や災害廃棄物処理事業などに係る借入れが減少したことや、臨時財政対策債の借入れを行わなかったことなどが挙げられます。  なお、令和3年度の主な起債の発行額は、合併特例事業債が25億4,590万円、過疎対策事業債が5億780万円であります。  8ページをお願いいたします。一般会計の歳出決算状況です。  主なものでは、2款総務費は30億6,538万9,728円で、前年度比約38億1,700万円、55.5%の減となりました。主な減少要因は、特別定額給付金給付事業の完了によるものです。  3款民生費は67億6,688万6,462円、前年度比約4億5,300万円、7.2%の増となりました。主な増加要因は、住民税非課税世帯等臨時特別給付金給付事業や子育て世帯等臨特別支援事業の実施、障害者自立支援事業の増によるものです。  4款衛生費は31億1,583万6,471円、前年度比約6億300万円、16.2%の減となりました。主な減少要因は、災害廃棄物処理事業や千倉清掃センター工場棟解体工事の完了などによるものです。  5款農林水産業費は14億4,500万406円、前年度比約7億2,600万円、33.4%の減となりました。主な減少要因は、災害に係る強い農業・担い手づくり総合支援事業の被災農業者支援補助の事業費減によるものです。  6款商工費は9億8,184万7,888円で、前年度比約11億3,100万円、53.5%の減です。主な減少要因は、経済振興施設管理事業、旧平群小学校校舎等解体、貸事務所整備事業の完了によるものです。  9款教育費は46億7,198万2,278円で、前年度比約11億400万円、30.9%の増となりました。主な増加要因は、三芳小学校三芳中学校及び千倉中学校校舎改修工事、外房地区学校給食共同調理場建設事業などの増によるものです。  10款災害復旧費は1億1,306万1,497円で、前年度比約5億5,000万円、83.0%の減となりました。主な減少要因は、房総半島台風被害に係る災害復旧事業が完了したことによるものです。  12款諸支出金は3億6,885万7,561円で、前年度比約6億6,500万円、64.3%の減となりました。主な減少要因は、公共施設等再編整備基金の元入額の減によるものでございます。  次に、性質別の決算状況でございますが、資料は戻りまして3ページ、第2表、主な性質別歳出の内訳を御覧ください。  人件費、扶助費、公債費を合わせた義務的経費は115億776万8,000円、前年度比11.1%の増でした。このうち、人件費は給与改定に伴う期末手当の減少などにより1.0%の減、扶助費は子育て世帯の住民税非課税世帯に対する給付金給付事業などの実施により34.5%の増、公債費は合併特例債や過疎対策事業債の償還額増加により8.3%の増となっています。  その他経常的経費では、物件費が災害廃棄物処理事業の完了や被災住宅応急修理の事業費減により35.6%の減、補助費等は強い農業・担い手づくり総合支援事業の被災農業者支援補助や災害廃棄物処理事業の被災家屋解体補助、特別定額給付金給付事業などの完了により49.5%の減となっています。経常的経費全体では221億8,587万5,000円であり、前年度比18.8%の減となりました。  次に、投資的経費ですが、普通建設事業費は34億155万5,000円で、富楽里とみやま大規模改修工事三芳小学校三芳中学校及び千倉中学校校舎改修工事外房地区学校給食共同調理場建設工事などにより前年度比17.6%の増となりました。投資的経費全体では、災害復旧費の減により1.2%の減です。  続きまして、所管部署別の主要施策の成果について、各担当部長から説明いたします。  最初に総務部所管を説明いたします。17ページをお願いいたします。  事業名称の下に記載のページ番号は、肩ナンバー21、決算書の該当ページであります。決算書該当ページの備考欄に当該事業の詳細な決算額が記載されておりますので、随時御参照をお願いいたします。  それでは、総務課所管事業ですが、総務一般管理費については、決算額6億481万6,000円です。主な支出は、千葉県総合事務組合退職手当負担金及び安房郡市広域市町村圏事務組合の議会費及び総務費の負担金です。  次に、企画財政課所管事業です。  企画一般事業ですが、決算額2,158万円、このうち移住・定住プロモーション支援業務委託料1,900万円は令和2年度からの繰越事業で、子育て世代に向けたプロモーション動画や、南房総市らしさを表すロゴマークやブランドメッセージを制作いたしました。  次に、移住・定住推進事業ですが、決算額1,376万3,000円で、地域おこし協力隊制度を活用し、移住希望者の相談対応を実施したほか、次の18ページになりますが、2泊3日以上のお試し滞在プログラム、トライアルステイを提供いたしました。  次に、ふるさと納税推進事業ですが、決算額3億5,961万2,000円で、寄附の受付や特産品の発送までの業務委託料と基金積立金であり、令和3年度の寄附金は3億8,576万8,000円となりました。なお、魅力の郷づくり業務委託料中1,784万5,000円は令和2年度からの繰越分、また、同委託料について2,200万円を令和4年度に繰り越しております。  次に、地域生活路線バス維持事業ですが、決算額5,181万8,000円です。次の19ページにまたがりますが、日東交通株式会社等への生活路線等維持費の助成や平群線、丸線での実証運行を行ったほか、新型コロナウイルス感染症対策として、観光の推進と利用者の回復を目的に、高速バスにラッピング広告を掲出しました。特定財源は新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を充てております。  次に、UIJターンによる起業・就業者創出事業ですが、決算額60万円で、東京23区から移住し、県の就職マッチングサイトに掲載されている企業へ就職した移住者に支援金を支給しました。  次に、地域活力創造・産業高度化事業ですが、決算額145万2,000円で、都市部からの移住者増加を図るため、ふるさと回帰支援センター内に展示ブースを設置し、また、セミナーを開催いたしました。  次に、上水道事業ですが、決算額5億7,352万3,000円で、水道事業会計への繰出金、三芳水道企業団への負担金及び出資金であります。  次に、増問・上滝田地区水道未普及解消事業ですが、決算額8,091万円で、増間地区及び上滝田地区の水道未普及地域の解消のため、飲料水供給設備の整備に対する補助金を交付いたしました。財源として水道未普及地域解消事業支援基金を活用しております。  20ページを御覧ください。公債費ですが、元金利子分は記載のとおりです。公共施設等再編整備基金費3億5,750万5,000円は、運用利子分のほか、将来の財政支出に備え、積立てを実施したものです。  なお、各基金の保有状況は決算書の500ページから501ページに記載してありますので、後ほど御覧いただきたいと思います。  21ページを御覧ください。次に、管財契約課所管事業です。  庁舎管理費ですが、市役所本庁舎等の維持管理経費で、決算額は8,785万6,000円でした。決算額のうち、本庁舎の空調工事など約3,900万円は令和2年度から繰越し、本庁舎駐車場舗装改修工事のうち4,675万円を令和4年度へ繰越ししております。特定財源については新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金、合併特例債を充てております。  次に、地域情報通信基盤維持管理事業ですが、決算額2,588万7,000円で、地域情報通信基盤整備推進交付金事業により整備した光ファイバーケーブル等の維持管理経費です。  次に、選挙管理委員会事務局所管事業分を御説明いたします。  34ページをお願いいたします。市長・市議会議員選挙費が令和4年4月17日執行の選挙に係る準備経費、衆議院議員選挙費が令和3年10月31日執行の選挙に係る事務経費となります。  以上で令和3年度南房総市決算の概要、併せて総務部及び選挙管理委員会事務局所管の事務事業に係る主な決算の説明を終わります。  引き続き各所管部長より御説明申し上げます。よろしくお願いいたします。 30: ◯川上清議長 教育次長。 31: ◯教育次長 続きまして、教育委員会事務局所管の主要施策の成果について御説明をいたします。  22ページをお願いいたします。初めに、教育総務課所管事業です。  事業名、一般事務費、決算額5,979万3,000円は、教育委員会事務局の一般事務経費及び新型コロナウイルス感染症の影響により就学及び生活に影響を受ける大学生等への支援を行うため、大学生等生活支援給付金を531名に支給した経費でございます。主な特定財源は新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金です。  次に、廃園・廃校施設管理事業、決算額3億2,324万9,000円は、廃園・廃校を適正に管理するとともに、利活用に向け必要な改修や撤去を実施した経費で、主な事業といたしましては、旧南三原小学校等解体撤去工事や、令和2年度からの繰越事業の旧和田小学校解体撤去工事などです。特定財源は合併特例債です。  次に、外国青年招致事業、決算額2,347万2,000円は、外国青年招致事業による外国青年6人を外国語指導助手に任用し、小中学校に派遣して、生きた英語教育と国際理解の推進を図った経費でございます。  次に、スクールバス運営費、決算額2億1,973万円は、幼稚園、小学生及び中学生の通園通学支援のためにスクールバスの運行管理委託等を行った経費でございます。また、既存バスの老朽化による更新で、大型バスを1台購入しました。主な特定財源は過疎対策事業債です。  次に、23ページを御覧ください。一般小学校管理費、決算額4億840万5,000円は、市内小学校の維持管理経費、三芳小学校校舎改修工事など施設を改修した経費と、三芳小学校の令和2年度からの繰越事業としての経費でございます。特定財源は、三芳小学校校舎改修工事に学校施設環境改善交付金と合併特例債を充当しています。  24ページを御覧ください。事業名、一般中学校管理費、決算額7億5,838万9,000円は、市内中学校の維持管理経費と三芳中学校校舎改修工事、校庭整備工事、千倉中学校校舎改修工事など、中学校の施設改修費と三芳中学校の令和2年度からの繰越事業としての経費でございます。特定財源は、三芳中学校校舎改修工事及び校庭整備工事に学校施設環境改善交付金と合併特例債、千倉中学校校舎改修工事設計業務に学校施設環境改善交付金と防災・減災・国土強靭化緊急対策事業債及び学校教育施設等整備事業債を充当しています。  25ページを御覧ください。事業名、学校給食センター等管理運営事業、決算額2億6,727万1,000円は、学校給食センター3施設の賄材料や調理業務の委託、内房学校給食センター給食用食器購入や修繕など、施設の維持管理に関わる経費でございます。特定財源は過疎対策事業債及び給食費でございます。  次に、外房地区学校給食共同調理場建設事業、決算額13億1,836万2,000円は、衛生管理基準への適合と効率的な事業を行うため、外房地区学校給食センター及び(仮称)南房総市炊飯センターを整備するため、建築工事、電気設備工事機械設備工事を実施するとともに、配送車2台、厨房機器一式、給食用食器一式を購入した経費でございます。特定財源は、学校施設環境改善交付金と合併特例債です。  続きまして、子ども教育課所管事業になります。  26ページを御覧ください。事業名、子ども教育総務費、決算額2,596万5,000円は、児童虐待の予防、早期発見、早期対応を関係機関と連携して対象児童、生徒と保護者への支援を行うため雇用した家庭児童相談員3人分の人件費と、令和2年度からの繰越事業で、園児の入退園、職員のシフト管理、緊急時の連絡配信などを操作できる機能を備えた電算システム導入委託料などに関する経費でございます。特定財源は、児童虐待・DV対策等総合支援事業債補助金、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を充当しています。  次に、事業名、保育所運営一般事業、決算額2億8,524万8,000円は、保育士等の報酬を含め、5つの公立保育所の運営費や民間保育所への委託費及び運営費補助金、管外の公立保育所への入所に関わる委託費や病児・病後児保育の委託料などでございます。特定財源は、保育所保育料や子どものための教育・保育給付交付金を充当しております。  27ページをお願いします。放課後児童健全育成事業、決算額6,946万3,000円は、共働き家庭の親や独り親家庭で働きながら子育てをしている親たちが安心して働くことができるよう、学校の放課後に遊び及び生活の場を与え、健全な育成を図るための公設の学童保育所の運営費や民設の学童クラブへの補助金です。特定財源は、学童保育料や子ども・子育て支援交付金等を充当しております。  次に、事業名、保育所等特別支援事業、決算額1,759万6,000円は、保育所、学童保育所及び預かり保育室において、特別に支援が必要な園児・児童の健全な育成を図るため、支援員8人を雇用配置した経費でございます。特定財源は過疎対策事業債を充当しております。  28ページをお願いいたします。事業名、一般事務費、決算額2,840万6,000円は、市内小中学校における新型コロナウイルス感染症予防対策として、水道の蛇口1,264か所をレバー式に交換し、各教室の換気管理を行うため、二酸化炭素濃度測定器193台を購入した経費でございます。そのほか、市内各小中学校における学校教育や諸活動実施のための各種支援事業を行った経費です。特定財源は、学校保健特別対策事業費補助金及び新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を充当しております。  次に、事業名、学力向上事業、決算額931万3,000円は、小中学生の学力向上に資するため、民間学習塾の講師による学習講座、放課後学習教室や市独自で行っております学力調査の経費、小中学校独自の学力向上の取組に対する補助金の交付など、小中学校の学力向上を図るための経費でございます。特定財源は過疎対策事業債を充当しております。  次に、特別支援教育総合推進事業、決算額7,958万5,000円は、特別支援教育支援員や特別支援教育相談員を幼稚園及び小中学校に配置し、障害のある園児・児童生徒に対しまして、早期からの情報提供や相談に応じることにより、社会的自立を目指した一貫性のある支援体制を構築するための事業を実施した経費でございます。特定財源は過疎対策事業債を充当しております。  29ページを御覧ください。事業名、学校外教育サービス利用助成事業、決算額864万1,000円は、子育て世代の経済的負担を軽減するため、市内に居住する小学校5・6年生を対象に、放課後や休日における学習塾をはじめ、習い事等で利用できるクーポン券に関わる経費でございます。特定財源は過疎対策事業債を充当しております。  30ページを御覧ください。事業名、預かり保育事業、決算額5,339万1,000円は、公設の預かり保育に用いた経費で、預かり保育指導員の雇用に関わる会計年度任用職員の報酬などでございます。特定財源は、子育てのための施設等利用給付交付金、子ども・子育て支援交付金等を充当しております。  続きまして、生涯学習課所管事業になります。  31ページをお願いいたします。事業名、史跡里見氏城跡・岡本城跡整備事業、決算額3,001万円は、史跡里見氏城跡・岡本城跡の保存及び中世当時の山城の姿に復元を図る経費で、土地購入費、立木・物件補償費などでございます。特定財源は、史跡等購入費国庫補助金及び史跡等購入費県費補助金を充当しております。  次に、図書館運営事業費、決算額3,162万3,000円は、図書館の運営経費で、システムの保守管理と書籍等の充実を図るための図書購入費でございます。  32ページを御覧ください。事業名、社会体育施設費、決算額5,797万8,000円は、富山多目的運動場夜間照明設備更新工事のほか、市内の社会体育施設の光熱水費や修繕費など、施設の維持管理経費や環境の整備に関わる経費でございます。特定財源は、過疎対策事業債、社会体育施設使用料、建物貸付収入、スポーツ振興くじ助成金を充当しております。  次に、富山ふれあいスポーツセンター大規模改修事業、決算額3,040万8,000円は、令和2年度からの繰越事業で、不足する駐車場の拡張工事を実施したもので、特定財源は合併特例債を充当しております。  以上で教育委員会事務局所管の説明を終わります。よろしくお願いします。 32: ◯川上清議長 議会事務局長。 33: ◯議会事務局長 続きまして、議会事務局所管の成果について御説明いたします。  33ページをお願いいたします。議員人件費、決算額1億3,070万2,000円は、議員の報酬及び期末手当並びに議員共済会の負担金でございます。  次に、議会一般事務費、決算額790万2,0000円の主な支出は、議会情報の公開及び議員活動に要した経費でございます。  以上で議会事務局所管の説明を終わります。よろしくお願いいたします。 34: ◯川上清議長 保健福祉部長。 35: ◯保健福祉部長 続きまして、保健福祉部所管の主要な施策の成果について御説明いたします。  35ページをお願いいたします。初めに、社会福祉課所管事業です。  社会福祉協議会運営費補助事業7,879万8,000円は、社会福祉協議会の人件費及び事業費に関わる補助金でございます。特定財源のうちその他財源は、社会福祉基金利子分です。  続きまして、37ページから39ページにかけての障害者自立支援事業(介護給付費等)でございます。決算額11億1,022万3,000円は、障害者総合支援法及び児童福祉法に基づいた給付費で、37ページの生活保護給付費をはじめとする障害程度が一定以上の方の生活療養上必要な介護を行う介護給付費等と、39ページの就労継続支援型をはじめとする身体的または社会的リハビリや就労につながる支援を行う訓練給付費等です。  40ページをお願いいたします。子ども医療費助成事業6,092万7,000円は、中学校3年生までの保険適用となる医療費等の一部について助成いたしました。対象者数は3,096人です。特定財源のうちその他財源は、魅力の郷づくり基金からの繰入金です。  次に、子育て世帯等臨時特別支援事業3億7,467万2,000円は、新型コロナウイルス感染症及び蔓延防止のための措置の影響が及ぶ中、子育て世帯を支援するため、児童1人当たり10万円の臨時特別支援給付金を支給対象児童3,738人に支給いたしました。  41ページをお願いいたします。児童手当事業3億2,382万3,000円は、対象児童2,517人に対して手当を支給いたしました。  次に、生活保護費の扶助費5億8,362万3,000円は、生活扶助費をはじめ、各扶助費を支給いたしました。特定財源のうちその他財源は、受給者からの返還金です。  続きまして、健康支援課所管事業になります。  42ページをお願いいたします。老人保護措置事業4,924万5,000円は、在宅での生活が困難な高齢者を養護老人ホーム等に入所措置する事業で、3月末の被措置者数は24人です。特定財源のうちその他財源は、入所者からの負担金です。  43ページをお願いいたします。地域介護・福祉空間整備等施設整備事業2,996万7,000円は、災害時に備える非常用発電設備の整備及び施設の修繕を行った3事業者に補助金を交付いたしました。  次に、介護保険特別会計繰出金8億2,079万9,000円は、介護保険事業の円滑な運営を図るために必要な経費の一部を一般会計から繰り出しました。  44ページをお願いいたします。予防接種事業5,483万3,000円は、疾病の発生、流行防止のため、予防接種法に基づき各種予防接種を実施いたしました。  45ページをお願いいたします。がん検診4,697万円は、がんの早期発見、早期治療を目的に、各種がん検診を実施いたしました。特定財源のうちその他財源は、受診者の負担金です。  次に、新型コロナウイルスワクチン接種事業2億4,597万6,000円は、ワクチン接種を希望する市民、延べ7万6,922人に実施いたしました。  次に、三芳保健福祉センター大規模改修事業1億2,755万円は、三芳保健福祉センターの大規模改修を実施いたしました。  以上で保健福祉部所管の主な施策の成果についての説明を終わります。 36: ◯川上清議長 市民生活部長。 37: ◯市民生活部長 続きまして、市民生活部所管の主要な施策の成果について御説明いたします。  46ページをお願いいたします。初めに、市民課所管事業です。  市民活動応援事業、決算額931万8,000円は、市民活動団体等に対する補助金と、約30年前に千倉地区の川口、千田、平磯、大川の海岸護岸に描かれた壁画の再整備を行ったものでございます。特定財源は市民活動応援基金繰入金です。  47ページをお願いいたします。産学協働地域活力創造事業、決算額950万円は、国に採択された2大学と連携・協働して地域の課題解決、活性化、関係人口の増大を図るための事業を行ったものでございます。特定財源は魅力の郷づくり基金繰入金です。  次に、公共施設利用スマート化推進事業、決算額4,225万9,000円は、紙による申請手続や対面による鍵の受渡しを必要としていた公共施設の利用手続についてデジタル化し、市民サービスの向上と新型コロナウイルス感染症対策のための整備を行いました。特定財源は新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金です。  次に、コミュニティ集会所建設事業、決算額214万4,000円は、集会所の改修、修繕に要した経費の助成です。  48ページをお願いいたします。住民税非課税世帯等臨時特別給付金給付事業、決算額4億6,955万1,000円は、令和3年度分の住民税均等割が非課税の世帯に確認書を送付し、申請のあった世帯に対し10万円を給付したものでございます。特定財源は住民税非課税世帯等臨時特別給付金給付事業補助金です。  続きまして、49ページをお願いいたします。保険年金課所管事業です。
     国民健康保険特別会計繰出金、決算額2億9,717万円は、国民健康保険特別会計への保険税軽減分、保険者支援分、事務費及び保険財政支援等に係る繰出金でございます。特定財源は国・県からの保険基盤安定負担金です。  次に、後期高齢者医療費、決算額8億6,836万2,000円は、千葉県後期高齢者医療広域連合の行う事務及び療養給付費に係る負担金と、後期高齢者医療特別会計への事務費及び保険料軽減分に係る繰出金でございます。特定財源は県からの後期高齢者医療保険基盤安定制度負担金です。  続きまして、税務課所管事業です。  税務総務費、決算額8,877万円は、課税に係る電算処理経費などでございます。特定財源は諸証明手数料です。  次に、賦課徴収費、決算額1,917万円は、市税の徴収に要した経費及び過誤納還付金です。特定財源は県からの県民税徴収取扱交付金です。  続きまして、50ページをお願いいたします。消防防災課所管事業です。  消防施設費、決算額1億191万9,000円は、消防施設の充実強化を図るための経費で、主なものは富浦地区第1支団第3分団の詰所及び車庫兼倉庫の新築工事と、丸山地区第6支団第4分団の詰所新築工事です。特定財源は、県の消防防災施設強化事業補助金と合併特例債等の起債でございます。  51ページをお願いいたします。災害対策費、決算額6,679万4,000円は、災害に備え、必要な防災環境の整備を行うための経費です。主なものは、災害備蓄倉庫の新築及び更新、新型コロナウイルス感染症対策を考慮した避難所開設に必要な資機材等の購入にかかった経費でございます。特定財源は国の新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金等でございます。  以上で市民生活部所管の主要な施策の成果についての説明を終わります。よろしくお願いいたします。 38: ◯川上清議長 補足説明の途中ですが、昼食のため、休憩いたします。再開は午後1時。                                         (午後0時02分)    ──────────────────────────────────────────                                         (午後1時00分) 39: ◯川上清議長 休憩前に引き続き、会議を開きます。  認定第1号の補足説明を求めます。  農林水産部長。 40: ◯農林水産部長 それでは、農林水産部所管の主要施策の成果について御説明いたします。  資料は53ページをお願いいたします。地域活力創造・産業高度化事業、決算額2,738万6,000円は、商工施策と農林水産業活性化施策を連携させる事業で、市内産品の品質向上、地域ブランドであるビワの生産確保のための研修会、ECサイトを活用した商品販売及び地域商社と連携した商品開発や販路開拓により、市内産品の販売拡大を図りました。特定財源は地方創生推進交付金です。  54ページを御覧ください。有害鳥獣被害対策事業、決算額7,990万2,000円は、南房総市有害鳥獣対策協議会の運営費及び被害対策費としての委託金が主なものです。令和3年度の捕獲実績、防護柵等の設置状況等は説明欄記載のとおりで、イノシシの捕獲頭数は4,027頭でした。主な特定財源は、鳥獣被害防止総合対策交付金766万6,000円、野生獣管理事業補助金1,968万7,000円、鳥獣被害防止緊急捕獲活動支援事業補助金2,551万1,000円等を充当しております。  55ページを御覧ください。多面的機能支払制度事業、決算額6,659万円は、農業の多面的機能の維持、発揮のための地域活動や営農活動に対して、市内14集落を支援したものです。主な特定財源は、多面的機能支払制度事業補助金4,986万7,000円、農村活性化基金利子28万6,000円等を充当しております。  56ページを御覧ください。農業振興法人支援事業、決算額2,000万円は、農地利用集積円滑化事業を進め、農業の生産性向上を図るとともに、担い手の確保・育成、地域営農支援体制の整備等を推進するため、一般財団法人南房総農業支援センターに農業振興対策事業交付金を交付したものです。特定財源は元気なまちづくり基金繰入金です。  次に、「輝け!ちばの園芸」次世代産地整備支援事業、決算額654万円は、園芸生産施設の高度化、省力化を図るため、5件の施設整備を支援しました。特定財源は「輝け!ちばの園芸」次世代産地整備支援事業補助金です。  57ページを御覧ください。強い農業・担い手づくり総合支援事業、決算額6億9,762万円は、令和元年台風第15号により被害を受けた農業者の営農再開を図るため、令和元年度繰越分として56名の被災農業者へ農業用施設・機械の再建、修繕及び撤去に要する経費を補助しております。特定財源は、強い農業・担い手づくり総合支援交付金5億4,031万1,000円と、農業用ハウス軽微補強支援事業補助金84万4,000円です。  次に、総合加工施設建設事業、決算額1,695万8,000円は、道の駅の機能強化、地域産品の高付加価値化を促進するため、乳製品や果物加工のできる総合加工施設を整備するため、基本設計等を実施しました。特定財源は過疎対策事業債を充当しております。  次に、主食用米生産緊急支援対策事業、決算額1,166万円は、新型コロナウイルス感染症の影響による過剰在庫及び外出自粛等の影響で主食用米の価格が下落したことにより影響を受けた主食用水稲生産農家237件を支援いたしました。特定財源は新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金です。  58ページを御覧ください。輸入飼料高騰緊急支援事業、決算額1,375万円は、新型コロナウイルス感染拡大により、海外輸送の混乱による輸入飼料の価格高騰の影響を受けた畜産農家71件の事業継続を支援いたしました。  59ページを御覧ください。水産振興事業、決算額2,154万6,000円は、漁業協同組合の経営安定化や地域漁村の活性化を図ったものです。主な事業として、沿岸漁業育成強化事業補助金1,568万円は、岩井富浦漁協の定置網、改良漁具等の購入を支援したものです。  60ページを御覧ください。栽培漁業推進事業、決算額3,186万2,000円は、磯根資源の維持増大を図るため、アワビ等の種苗放流や増産対策を実施したものです。主な事業として、収益向上型輪採漁場整備促進事業補助金2,340万円は、磯根漁業経営の改善や安定的な漁獲を行うため、東安房漁協の平板礁による漁場整備を支援したものです。主な特定財源は、収益向上型輪採漁場整備促進事業費補助金2,070万円、過疎対策事業債650万円等を充当しております。  61ページを御覧ください。災害復旧費ですが、農地・農業用施設災害復旧費として決算額1,467万8,000円、そのうち356万円は令和2年度からの繰越分です。  林業施設災害復旧費として、決算額1,512万9,000円等となりました。  以上で農林水産部所管の主な決算の説明を終わります。よろしくお願いいたします。 41: ◯川上清議長 商工観光部長。 42: ◯商工観光部長 それでは、商工観光部所管分につきまして説明をさせていただきます。  商工課所管事業でございます。  62ページを御覧ください。地域活力創造・産業高度化事業は決算額2,412万1,000円です。市内での起業や市外企業の市内進出、事業の高度化などへの支援、クラウドソーシングによる人材育成を図ったものでございます。主な特定財源は地方創生推進交付金を充てております。  続きまして、商工振興事業ですが、決算額は2,959万4,000円。内房・朝夷両商工会への運営費補助金や中小企業への利子補給補助、誘致企業への奨励補助金により市内中小企業への支援を行いました。特定財源は過疎対策事業債を充てております。  63ページを御覧ください。就労・スキルアップ支援事業ですが、決算額は156万5,000円です。企業の社員の資格取得など研修経費に対する補助金や、安房郡市外からのUIターン者で6か月以上継続して雇用された個人に対して奨励金を交付いたしました。特定財源は過疎対策事業債を充てております。  新型コロナウイルス対応中小企業等支援事業は、決算額が1億9,318万6,000円。新型コロナウイルス感染症拡大によりまして厳しい経営状況が続く市内事業者等の感染防止対策の徹底と事業継続を支援するため、給付金を交付いたしました。特定財源として新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を充てております。  次に、観光プロモーション課所管事業でございます。  64ページをお願いいたします。地域活力創造・産業高度化事業は決算額500万円で、ワーケーションを推進するためのプロモーションを行ったものです。特定財源は地方創生推進交付金を充てております。  海水浴場安全対策事業は決算額5,401万6,000円で、令和3年度は海水浴場の開設を予定しておりましたが、直前の新型コロナウイルス感染症拡大によりまして、不開設と変更になりました。しかしながら、夏季観光シーズンの安全対策のため、監視業務であるとか海岸の整地、ごみ対策などを行いました。特定財源には魅力の郷づくり基金を充てています。  64、65ページです。観光振興事業につきましては、決算額が1億3,421万4,000円。主な支出といたしまして、新型コロナウイルス感染症拡大の影響による観光の復興対策といたしまして、マイクロツーリズムを推進し、バスツアーや教育旅行の実施を図るため補助をしたほか、温泉施設の整備を行う事業者に対する補助を行いました。特定財源には、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金、温泉郷活性化基金を充てております。  次に、自然体験活動推進事業は、決算額が1,636万9,000円。豊かな自然を活用した新たな観光体験商品開発や、地域おこし協力隊を活用してサイクルツーリズム促進に取り組みました。  次に、観光地域づくりプラットフォーム整備事業ですが、決算額は576万6,000円です。地域おこし協力隊を活用して持続可能な観光プラットフォーム構築に取り組みました。令和3年度の成果といたしまして、観光協会が観光地域づくり候補法人、候補DMOとして登録をされております。  66ページをお願いいたします。富楽里とみやま大規模改修事業は決算額9,687万6,000円です。2か年の継続費を設定して、道の駅富楽里とみやまの大規模改修工事に着手をいたしました。特定財源には合併特例債を充てております。  次に、三芳村「鄙の里」大規模改修事業は、決算額が1,622万円です。道の駅再生基本計画に基づき、大規模改修工事の実施設計を行いました。特定財源には、社会資本整備総合交付金、過疎対策事業債を充てております。  次に、新型コロナウイルス対応食べて応援クーポン券事業は、決算額2,942万7,000円です。令和2年度からの繰越事業分で、市民の消費支援をするとともに、飲食店や生産者の事業継続を目的として行いました。特定財源には新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を充てています。  最後に、新型コロナウイルス対応道の駅対策事業は、決算額3,616万6,000円です。令和2年度からの繰越分として2,061万2,000円で、ECサイト構築や業務改善に対する支援を行いました。令和3年度といたしましては、テナントの使用料減免要請協力金や、道の駅が行う地場産業活性化のための販売チャンネルの拡大に支援を行いました。特定財源には新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を充てております。  以上で令和3年度商工観光部の説明を終わります。 43: ◯川上清議長 建設環境部長。 44: ◯建設環境部長 続きまして、建設環境部所管分について説明いたします。  67ページを御覧ください。建設課所管事業です。  被災住宅支援事業は決算額1億1,587万円で、房総半島台風等で被災いたしました住宅の改修支援を行いました。  68ページを御覧ください。道路維持事業は決算額3億3,243万9,000円で、道路、橋梁等の維持管理で、舗装修繕、排水整備等の維持工事を実施いたしました。  次に、道路新設改良事業は決算額9,249万1,000円で、市道豊岡2号線、大川1号線の道路改良工事等を実施いたしました。  次に、住宅取得奨励事業は決算額2,950万円で、29件の奨励金を交付いたしました。  次に、地籍調査事業は決算額3,983万6,000円で、千倉地区、丸山地区の地籍調査を実施いたしました。  70ページを御覧ください。道路橋りょう災害復旧費は決算額8,121万7,000円で、市道和田6号線及び令和2年度からの繰越事業の宮下31号線などの災害復旧事業を実施いたしました。  次に、環境保全課所管事業です。  環境衛生一般事業は決算額6億9,829万7,000円で、一部事務組合負担金及び災害廃棄物処理事業国庫支出金返還金が主なものとなっています。  次に、雑排水処理施設維持管理事業は決算額2,784万5,000円で、施設の維持管理のほか、岡本川共同処理施設の解体撤去工事を実施いたしました。  次に、ごみ処理広域化事業は決算額491万6,000円で、令和2年度からの繰越しにより、一般廃棄物処理基本計画等の策定を行いました。一般廃棄物処理施設建設基金を充当しています。  次に、し尿処理施設建設事業は決算額6,269万4,000円で、令和3年度から令和5年度の継続事業といたしまして、し尿処理施設の建設及び敷地造成工事を実施しております。一般廃棄物処理施設建設基金及び鋸南町からの負担金を充当しています。  次に、塵芥処理費及び次のページのし尿処理費は、外房4地区のごみ及びし尿の収集、処理に要する経費で、資料記載のとおりとなっております。  以上で建設環境部所管の主要施策の成果について説明を終わります。よろしくお願いいたします。 45: ◯川上清議長 以上で認定第1号の補足説明を終わります。  次に、認定第2号及び認定第3号の補足説明を求めます。  市民生活部長。 46: ◯市民生活部長 それでは初めに、認定第2号、令和3年度南房総市国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定について補足説明申し上げます。  引き続き肩ナンバー22の6ページをお願いいたします。表の2段目、国民健康保険特別会計になります。歳入決算額55億3,730万2,917円、歳出決算額53億472万9,820円で、差引残額の2億3,257万3,097円が実質収支となりました。  歳入歳出決算の主なものについて説明いたします。  11ページをお願いいたします。初めに、歳入決算の状況ですが、1款国民健康保険税は、収入済額8億7,352万1,436円で、前年度比1.5%の減となりました。主な要因は、被保険者数の減少に加え、新型コロナウイルス感染症の感染拡大の影響による国民健康保険税の減免措置を講じたことによるものでございます。  8款繰入金は収入済額3億9,716万9,852円で、前年度比2.2%の減となりました。新型コロナウイルス感染症の感染拡大の影響による所得の減少に対応するため、国民健康保険税率を据え置いたことなどによる財源不足が生じており、国民健康保険財政調整基金から国民健康保険特別会計へ1億円を繰り入れております。なお、令和3年度末の国民健康保険財政調整基金残高は4億1,466万9,964円となっております。  9款繰越金は収入済額2億4,355万2,824円で、前年度比2.1%の減となっております。新型コロナウイルス感染症の感染拡大に伴い、国民健康保険税率を据え置いたことによる収入減少に充てたことなどにより減少となっております。  11款国庫支出金は収入済額135万6,000円で、前年度比63.5%の減となりました。新型コロナウイルス感染症の感染拡大の影響による国民健康保険税の減免額が減少したことによるものでございます。  12ページをお願いいたします。次に、歳出決算の状況ですが、5款保健事業費は支出済額3,444万8,676円で、前年度比28.9%の増となりました。新型コロナウイルス感染症の影響により集団健診を中止せざるを得ない状況の中、施設健診による受診が増加したことにより増となっております。  8款諸支出金は1,374万8,713円で、前年度比41.8%の減となりました。令和元年房総半島台風による一部負担金の減免分として交付された災害臨時特例補助金の補助率変更に伴う精算が令和2年度で終了したことによる減でございます。  なお、73ページに令和3年度末現在の世帯数及び被保険者数の状況と保険給付の状況を記載してございますので、後ほど御覧いただけたらと存じます。  以上で認定第2号の補足説明を終わります。  続きまして、認定第3号、令和3年度南房総市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定について補足説明申し上げます。  6ページをお願いいたします。表の3段目、後期高齢者医療特別会計ですが、歳入決算額6億8,031万2,083円、歳出決算額6億7,821万7,483円で、差引残額の209万4,600円が実質収支となりました。  歳入歳出決算の主なものについて説明いたします。  13ページをお願いいたします。初めに、歳入決算の状況ですが、1款後期高齢者医療保険料は収入済額4億9,846万9,900円で、前年度比3.9%の増となりました。保険料の算定方法は令和2年度と同じため、被保険者の増加と所得の増加が主な理由となっております。  6款諸収入ですが、926万9,301円で、前年度比22.8%の減となりました。これは、令和元年房総半島台風被害に係る保険料減免制度が終了となったことによる千葉県後期高齢者医療広域連合からの還付金の減が主な理由でございます。  次に、歳出決算の状況ですが、1款総務費は支出済額1,500万9,333円で、前年度比3.8%の増となりました。資格管理や徴収業務の事務経費、健康診査事業の経費でございます。施設健診による受診が増加したことにより増となっております。  3款諸支出金は支出済額107万3,100円で、前年度比67.6%の減となりました。これは、令和元年房総半島台風被害に係る保険料減免制度が終了となったことによる過年度還付金の減が主な理由です。  なお、74ページに後期高齢者医療被保険者数の状況を記載してございますので、後ほど御覧いただけたらと存じます。  以上で認定第3号の補足説明を終わります。よろしくお願いいたします。 47: ◯川上清議長 次に、認定第4号の補足説明を求めます。  保健福祉部長。 48: ◯保健福祉部長 それでは、認定第4号、令和3年度南房総市介護保険特別会計歳入歳出決算の認定について補足説明いたします。  資料は肩ナンバー22の6ページをお願いします。総額での収支状況は、歳入決算額58億7,021万3,656円、歳出決算額56億4,981万1,833円、歳入歳出差引残額の2億2,040万1,823円が実質収支となりました。  歳入歳出決算の主なものについて説明いたします。  14ページをお願いいたします。初めに、歳入決算の状況ですが、収入済額の欄を御覧ください。1款保険料は10億5,625万2,490円で、前年度比0.7%の増となりました。  4款国庫支出金は、介護給付費負担金、調整交付金等で14億6,862万3,111円、前年度比2.9%の減となりました。  5款支払基金交付金は、介護給付費及び地域支援事業費の第2号被保険者の負担金で14億3,105万3,000円、前年度比3.1%の減となりました。  6款県支出金は、介護給付費負担金、地域支援事業交付金で8億5,390万2,939円、前年度比1.4%の減となりました。  10款繰越金は2億2,209万3,379円、前年度比52.3%の増となりました。  15ページをお願いいたします。次に、歳出決算の状況です。支出済額の欄を御覧ください。1款総務費は、介護保険事業に係る一般的な管理費などで7,025万6,652円、前年度比11.1%の増となりました。主な増加要因は、会計年度任用職員への賞与等によるものです。  3款地域支援事業費は、介護予防・日常生活支援総合事業等で2億2,830万5,539円、前年度比11%の増となりました。主な増加要因は、基幹型地域包括支援センター設置に伴う人件費等によるものです。
     5款諸支出金は1億9,037万1,490円で、主なものは第1号被保険者保険料の還付金、令和2年度分介護給付費の精算に伴う国・県支払基金への返還金で、47.2%の増となりました。  なお、75ページから76ページに令和3年度の被保険者数及び要介護(要支援)認定者数の状況等を記載しておりますので、後ほど御覧いただければと思います。  以上で認定第4号の補足説明を終わります。よろしくお願いいたします。 49: ◯川上清議長 次に、認定第5号から認定第7号までの補足説明を求めます。  総務部長。 50: ◯総務部長 認定第5号、令和3年度南房総市滝田財産区特別会計歳入歳出決算の認定についてから認定第7号、令和3年度南房総市南三原財産区特別会計歳入歳出決算の認定については、先ほど市長が提案理由で申し上げましたとおりです。特に補足説明はございません。よろしくお願いいたします。 51: ◯川上清議長 次に、認定第8号の補足説明を求めます。  富山国保病院事務長。 52: ◯富山国保病院事務長 それでは、令和3年度南房総市国保病院事業会計決算の認定についての補足説明を行います。  資料は肩番号23、24となります。肩番号24の決算書を御用意ください。11ページをお開きください。南房総市病院事業報告書でございますが、利用状況としまして、入院患者延べ数は3,918人、外来患者延べ数は1万2,974人でありました。入院は令和2年度と比較しますと1,779人の減、これは新型コロナウイルス感染症患者の入院を受け入れるために、感染対策により一般入院の制限及び休床をしたことによるものです。外来については、新型コロナワクチン接種を行ったこともあり、令和2年度に比較しまして239人の増加となりました。  次に、経営面におきます収益収支の状況です。5ページをお開きください。損益計算書となります。医業収益は消費税及び地方消費税に係る分を除き2億9,141万6,116円で、医業費用は5億9,736万7,114円であり、差引き3億591万1,032円の損失を計上いたしました。医業外収益において、新型コロナウイルス感染症患者を受け入れたことによる県からの補助金がありましたので、医業及び医業外の合計では6億592万2,490円の純利益が生じました。  以上で補足説明を終わります。よろしくお願いします。 53: ◯川上清議長 次に、認定第9号の補足説明を求めます。  水道局長。 54: ◯水道局長 それでは、認定第9号、令和3年度南房総市水道事業会計決算の認定について補足説明いたします。  資料は肩ナンバー25、26になります。肩ナンバー26、決算書の16ページをお願いします。業務の実績から御説明申し上げます。まず業務量ですが、令和3年度末の給水人口は2万7,770人で対前年度647人の減、そして年間有収水量は304万8,880立方メートルとなっております。前年度より7万9,476立方メートルの減となっており、毎年度減少しております。有収率は67.4%で、前年度より1%減少しております。  次に、経営状況ですが、事業収入に関する事項、収入総額として18億2,880万3,013円を計上しており、前年度と比較しますと2億9,992万6,146円の増収となっております。その内訳は記載のとおりでございます。  その下、事業費に関する事項ですが、費用総額は14億2,548万4,009円となり、前年度と比較しますと2億3,128万1,401円の減となっております。事業収入から事業費を差し引いた額4億331万9,004円が純利益となっております。  これらの数値は、5ページの損益計算書及び20ページから22ページまでの収益費用明細書と一致するものでございます。  それでは、決算書の最初にお戻りいただきまして、1ページをお願いします。決算書の決算額を報告いたします。先ほどの事業収支額に消費税を加えた数値であることを申し添え、収益的収入及び支出の収入は第1款水道事業収益19億411万5,545円で、対する支出は第1款水道事業費用14億9,364万9,856円で、その内訳はそれぞれ記載のとおりとなっております。  続きまして、3ページをお願いします。資本的収入及び支出の収入は第1款資本的収入1億2,847万7,100円で、対する支出は第1款資本的支出5億4,471万8,358円で、その内訳はそれぞれ記載のとおりとなっております。資本的収入が資本的支出に対して不足する額4億1,624万1,258円につきましては、欄外に記載のとおり、当年度分消費税及び地方消費税資本的収支調整額、過年度分損益勘定留保資金、減債積立金、建設改良積立金で補填いたしました。  続きまして、6ページをお願いします。剰余金計算書、表右側、利益剰余金は、先ほど説明しました補填財源として減債積立金1億4,768万7,484円と建設改良積立金1億531万4,403円を取り崩し、これにより生じた未処分利益剰余金2億5,300万1,887円は資本金へ組み入れ、令和2年度に計上した欠損金786万2,543円を令和3年度純利益で相殺した残額3億9,545万6,461円は減債積立金に処分いたします。したがいまして、資本金と剰余金を合計した今年度末の資本合計は、表の右下にございます72億945万8,907円となりました。  続きまして、8ページには剰余金処分計算書が、9ページ、10ページには貸借対照表が、14ページ、15ページには建設改良工事一覧がございますので、参考にしていただければと存じます。  25ページ、26ページになります。企業債明細書、こちらは令和3年度に2億3,381万6,868円を償還し、未償還残高は25億1,712万6,603円となっております。  以上で令和3年度南房総市水道事業会計決算の認定に係る補足説明を終わります。御審議のほどよろしくお願いいたします。 55: ◯川上清議長 以上で補足説明を終わります。    ──────────────────────────────────────────     ◎監査委員の審査意見について 56: ◯川上清議長 次に、認定第1号から認定第9号までの議案に係る監査委員の審査意見について、福原代表監査委員からお願いいたします。  福原代表監査委員。 57: ◯代表監査委員 監査委員を代表しまして、令和3年度南房総市一般会計・特別会計歳入歳出決算及び基金の運用状況並びに公営企業会計決算の審査結果について御報告いたします。  初めに、審査に付された一般会計及び特別会計決算の審査結果につきましては、各会計歳入歳出決算書、同事項別明細書、実質収支に関する調書及び財産に関する調書は関係法令に準拠して作成されており、その計数は、関係諸帳簿、その他証書類と照合した範囲において正確であると認められました。  次に、審査に付された定額運用基金の運用状況の審査結果については、基金の運用状況を示す書類の計数は、関係諸帳票等と照合した範囲において正確であると認められ、また、基金の運用状況は、それぞれ設置目的に従って運用されていると認められました。  人口減少や少子高齢化の進展などに伴う社会保障関連経費の増加、老朽化が進む市有施設の維持更新費など、市の財政は今後、大変厳しい状況が想定されます。このような中であっても、市民が安心安全に生活できるよう、長期化する新型コロナウイルス感染症への対応、地域経済の立て直し、自然災害対策などに適切に取り組んでいただくとともに、引き続き持続可能な財政構造の確立への取組を望むものであります。  次に、審査に付された国保病院事業会計決算及び水道事業会計決算の審査結果については、両事業会計決算関係証書類、事業報告書及び政令で定めるその他の書類は関係法令に準拠して作成されており、その計数は関係諸帳簿、その他証書類と照合した範囲において正確であると認められました。  国保病院事業会計については、新型コロナウイルス感染症患者の受入れ病床を確保したため、診療制限及び受診控えにより入院患者及び外来患者が減少し、医業収益が悪化、医業損失を計上しており、依然として厳しい経営となっております。新型コロナウイルス感染症の収束が見通せない状況ではありますが、地域包括ケア病床の利用率の向上、経費の削減、事務改善により病院の安定的経営の追求に努められることを望むものであります。  次に、水道事業会計については、一般会計からの補助金を繰り入れる厳しい運営状況となっております。給水量、給水戸数、給水人口及び年間有収水量はいずれも減少となっており、今後もこの傾向の大幅な改善は見込まれない状況にあると思われます。また、今後も施設、配水管等の老朽化に伴う改良、更新、地震等の自然災害に対する取組の強化等に多額の費用が必要となることが見込まれます。引き続き事業経営の合理化、事務改善に努め、また、自然災害等に際しては、確実に水を届けられるよう施設設備の強靱化、危機管理体制の強化について積極的に取組されることを望むものであります。  なお、この審査の結果に関する報告につきましては、川崎愼一委員と合議により決定したことを申し添えさせていただきます。  以上、決算審査の概要を申し上げましたが、詳しくはお手元に配付いたしました令和3年度決算審査意見書のとおりでございます。  以上で報告を終わります。よろしくお願いいたします。 58: ◯川上清議長 監査委員の審査意見についてを終わります。    ──────────────────────────────────────────     ◎散会の宣告 59: ◯川上清議長 以上で本日の日程は全て終了いたしました。  これにて散会いたします。お疲れさまでした。                                         (午後1時44分)...